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編集後記 |
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もくじ
(5) In Paradisum がショートストーリーのBGMに <2002/12/27>
(4) 純正律MIDIの作成と掲載 <2001/09/17> 純正律MIDI の編集後記です。
(3) MIDIの作成と掲載 <2001/05/04> MIDIで聞く愛唱曲 の編集後記です。
(2) MP3作成ソフト <2001/04/24> Fonte Sound Library でMP3を作るのに使ったソフトを紹介します。
(1) MP3 と 著作権 <2001/04/22>MP3ファイルをホームページに載せるのは違法? 合法的に載せるには?
(5) In Paradisum がショートストーリーのBGMに <2002/12/27>
フォンテのサウンドライブラリー( MP3 Listening Room - 2 )からIn Paradisum(faure requiem)が ショートストーリー「ハヤスギルオモイデ#6」のBGMに採用されました。そのURLは http://kamakura.cool.ne.jp/simplesing/index.htm(そのなかの Flash(shortStory) −「ハヤスギルオモイデ#6」をごらんください)。そのHPの制作者は古山泰三さんです。
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(4) 純正律MIDIの作成と掲載 <2001/09/17>
8月に純正律MIDIの Benedicamus Dominum を試作したが平均律との違いが明瞭でないので、新たに男性合唱曲 希望の島 も純正律MIDIで作成してみた。平均律よりも幾分響きが良いか、とも思うが、平均律で 4kb のファイルが純正律では 134kb にも巨大化した。ここまで犠牲を払って作るものではないような気がする。MIDI作成者=私=の悪あがきのようでもある。
ひょっとすると純正律への音程補正方法に問題があるのかも。
一連の 「 純正律MIDIの作成方法 」 は 古市の虹のホームページ の音楽堂・第8話 「 ソング頼太で純正律MIDIを作成 」 に詳述。
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(3) MIDIの作成と掲載 <2001/05/04>
愛唱曲集の一部をMIDI化し、掲載を開始した。一時期、ホームページへのMIDIの掲載は大変流行したが、JASRACが2000年夏に発表した 『 使用料規定一部変更 』 ( 非商用ホームページへのMIDI掲載は許可を得たのち10曲までで年間10,000円の ” 権料 ” をJASRACに支払う。許可は2001年7月1日以降 ) 以後、鳴りを潜めてしまった。夏以降では年額10,000円を支払う覚悟のある人だけが掲載を再開するのだろうが、実質的には大勢として、WEB上のMIDIは滅ぶのではないだろうか?
とこで、JASRACのホームページによると、「 おおむね著作者の死後50年で著作権は消滅する 」 とある。
そこで、WEB上非商用MIDI再興の一助となるよう、原曲の著作権が消滅している曲について、フォンテの愛唱曲として原曲そのままを採用している場合にはオリジナルで、編曲されたものでその著作権が残存しているかもしれないものは 「 原曲に忠実に 」 を原則に新たに編曲を施す、などの自主基準を設けてMIDI化し、掲載を始めた。
MIDIを作成したソフトは http://www.dynasys.co.jp/ Dyna System Home Page の 須永定治氏 が制作された 「 ソング頼太 4.11 」 だ。なおこのソフトの最新バージョンは「 5 」 。お値段もfuruichi@fonte が購入した「 5000円 」から 「 大幅プライスダウン。なんと2000円+100円(消費税)の2100円 」 だそうで、お求めやすくなっている。
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(2) MP3作成ソフト <2001/04/24>
この Fonte Sound Library に掲載したMP3ファイルの制作には、次の3つのフリーソフトを使わせて頂いた。
(a) CD2WAV32 for Windows95/98/NT4.0/2000 R3.17 = もろぼし☆らむ 氏
(b) 午後のこ〜だ for Windows = PEN@海猫 へるみ 氏
(c) Sound Engine = KeNji 氏
ここで、(a) はCDから音楽データを読み込んで WAVE ファイルを作るのに使用。(b) は WAVE ファイルからMP3ファイルを作るのに使用。いずれもびっくりするほど簡単で高速に作業できるので大変気持ちがいい。もろぼし☆らむ 氏の HP は、http://homepage2.nifty.com/~maid/ で、ここから (a) がダウンロードできる。(b) もここからダウンロードできたはずだが、2000年秋頃? から (b) の配布が停止された。たまたまそれ以前にダウンロードして、HD の片隅に眠っていた (b) のファイルを引っぱり出してきて使った。現在は 『 午後のこ〜だ Ver.3.01 α 』 として、http://member.nifty.ne.jp/~pen/mct_top.htm 、http://homepage1.nifty.com/herumi/ で公開されている。( 2001/08/15修正追記 )
「 午後のこ〜だ 」 は大変優秀なソフトで、YAHOO で「 午後のこ〜だ 」 のキーワードで検索すると、他のソフトとの比較、使用法の説明など、大変たくさんのサイトが検索される。
フォンテの自家製CDは演奏会のライブ記録なので、曲間の無音部分がないところがある。これを (a) で WAVE ファイルにすると、3曲ぐらいが連なった、巨大 WAVE ファイルができあがってしまう。これを分割するのに (c) を使った。音を聞きつつ WAVE の振幅を目で見ながらファイルの部分消去・出力ができる。作者: KeNji 氏の HP は、 http://soundengine.lunanet.gr.jp/ で、ここからダウンロードできる。
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(1) MP3 と 著作権 <2001/04/22>
ホームページ上のMP3ファイルといえば、即違法!、という判断が常識的になってきたが、そう決まったものではない。もちろん、他人が作った曲を他人が演奏し、他人が出版したCDからMP3を作ってホームページに掲載すれば違法だ。これはMP3に限ったことではなく、たとえば自分で打ち込んで作ったMIDIでも、他人が作った曲=著作権が有効なもの=を無断でホームページに掲載したら違法の扱いになる。
このホームページに掲載したヘンデルのメサイアは、原曲の著作権はすでに消滅しており、訳詞者・演奏者・CD制作者の許可の上で掲載しているので、著作権法違反とはならないものだ。
ただし、第三者がこのホームページ上のMP3ファイルを再配布したり、ページではなくMP3ファイルそのものをリンクした場合は、その人が著作権・著作隣接権を侵害したことになる。
著作権は、日本人の曲の場合、その著作者の死後50年で消滅すると考えてよい。欧米の曲の場合はちょっと複雑で、英・米・仏など第二次大戦戦勝国の場合は50年+10年5ヶ月 ( 3794日 )、最長のケースではレバノンで、50年+12年1ヶ月と3日 ( 4413日 ) というのがある。これは 「 戦時加算最長期間 」 というもので、著作権法で決められている。
MIDIの場合はJASRACが ” 権料 ” の問題として ( 問題視する声はきわめて強いものの ) 一応ホームページに掲載するガイドラインを作ったが、MP3の場合は、市販のCDからコピーしたもの、との認識から、即違法、という考えであるので、ホームページへの掲載のガイドラインはない。
ただ、JASRACも、自作自演曲は制限無し、としているから、当面われわれ合唱愛好家は、著作権が切れた楽曲を、自分で演奏して自分でCDを作ったものから掲載するほかなかろうと思われる。
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